
と、いうことで対象のエリアの住人を集めて説明会が行われたわけです。説明に来た方は、総務省、デジタル放送推進協会、フジテレビ、千葉テレビ、南房総市役所の担当の方々。(フジテレビはキー局の代表役か?)
結果、このエリアは当分映らないらしい。戸別に高性能アンテナを使ってもチャンネルにより○×があるので、共同受信設備を作りましょう!5年以内に。それまではBSで視聴してください。BS用の設備のないところや、BSアンテナとアナログ設備があるところへは不足するものはすべて無償で提供&貸与するとのこと。アンテナはもらえて、チューナーは五年後に返す。ということでした。
共同受信設備は50世帯で2000万円かかった場合、1835万円ぐらいが国とNHKにより補助され、残り165万をみんなで割り勘。約3.3万円の戸別負担との試算。
この補助金で中継設備はできないんだろうか?と思うが、どうやら他地区との混線問題が生じるために中継局は増やせないという見解。
今回の説明を聞くまで不思議だったのが、受信できないことがずいぶん前から分かっていたのに、なぜ総務省のホワイトリストに未掲載だったのかということ。
このリストに掲載し、地デジ難視地区として公表するには地元住民の同意が必要とのことでした。きっと全国各地域には「資産価値が下がる」等の理由で認めたくない人々もいるのだろうか?。よって各地区ごとに住民に説明し同意をいただく作業が必要らしい。
今回の説明を受けてこの地区は地デジ難視地区として総務省、地元住人がお互いに確認同意したのでありました。
あの内容、高齢者を集めて理解してもらうのはさぞかし大変だろうなあ。
「で、いくら払えばいいんだ?!」っていうのをさっさと聞きたかったようだ。